アトピー性皮膚炎、ステロイド治療中の花粉の攻撃

アレルギースイッチが全開状態の今年の春

アトピー性皮膚炎の患者の実に30%がスギ花粉によって皮膚炎が悪化する、と言われています。花粉が飛散する時期のみの症状で、顔や目の周囲など露出部に症状が集中し赤く腫れぼったい皮疹がでる

まさに症状が一致してしまったわけです。

ステロイド治療中の胃腸炎の薬による副作用

2024/02中旬から、ステロイド治療を本格的に開始していたがあまり成果が見られず、3月に入って胃腸炎になり、胃腸薬が合わなかったのか、副作用により全身がアトピー性皮膚炎の状態になった。

本当にしんどい時期だったけど、もう一度ステロイドを使用して振り出しから始めた。

少し肌が整ってきた矢先の花粉最盛期

再び1週間かけてステロイド治療を行っても、あまり良くはならない状態で、自分の肉体の弱さを実感していた。

3月の二週目半ば、急にアレルギースイッチが全開状態になった。常にマスクはしていても、花粉は隙間から入ってくる。スイッチオンになった体は、痒みを最大に引き起こしてくる。

掻くのを我慢しているにも関わらず、肌は赤みをおびてきてアトピー特有の見た目になってきた。顔にも症状が出現しておでこから顎にかけて肌はボロボロになりだした。おかげで髭を剃ることもできずマスクで隠す日々。

これはまずい状態になった。花粉がここまで影響してきたのは、自分には例がなかった。

何かといろいろ試した12日間

さあどうしてやろうか・・とやってみたのが入浴。とりあえず腰くらいまで42度くらいのお湯をはって10~15分ほど浸かる。ふやけた角質を撫でるようにして落とす。皮膚には悪そうだけど、まずは古い角質を落とす。上がったら脱衣所で速攻保湿をして、ステロイドを塗布。痒み止めを飲む。

・ステロイドはメルサデム軟膏0.1%

・顔にはキンダベート軟膏を塗布

・痒み止め ハリー鼻炎FXを飲む

・保湿はコレクチム軟膏0.25%、ヘパリン類似物質クリームを塗布

・新ビオフェルミンを1日3回飲む

・仕事中はヒルドイドローション0.3%を塗布できるときに行う。

これを一週間。そして残りの5日間は、ステロイドを

・ボアラ軟膏0.12%に変更(保湿の上からベッタベタに塗布した)

結果

現時点で体の赤みが収まり顔のボロボロ皮膚は8割収まった。体のほうは家にいるときは落ち着いているけど、外に出ると花粉の影響を受けてしまう。体が痒くなり、顔のあちこがカサついて赤みがでる。

とにかくスキンケアとアレルギー専用鼻炎薬は手放せないが、花粉が収まるまでのしばらくの間、なんとか乗り越えるしかない。

アトピー性皮膚炎の花粉症に苦しむ方々の何かの参考になれば幸いです。

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